不気味な女性
なんていうか、ある女性を見ると、ゾクッとする人がいた。
別に友達でもなく、知人でもない。もう会わない人だから
いいのだけど・・・。他の人たちは平気なのかしら??
私は、その女性の顔がどうしても狐か化け猫のように見えて、
生理的に受け付けないのだ。我慢して会うと、背中から首筋に
かけてゾクゾクする。さらに目つきが、やはり獣系を思わせる。
口は笑っていても、目が笑っていない。変にギラギラしている。
そして顔色がいつも茶色。最初は日焼けかと思ったが、
冬場でも茶色。どす黒い。腎臓でも悪いのだろうか。
どこか病的で暗い何かが漂っている女性だった。
他の人の前では、大人しいのかもしれないが、私には
つっかかってくる。目つきがおかしい。さらにヒステリー気味だ。
他の人がなぜ気付かないか不思議だ。幸い、もう会わなくて済むので
助かったが、あの女性には、眷属か低級霊がついているように見える。
私よりずっと年上の女性だが、私を見るときに上目遣いで
恨めしそうに見る。これがまた薄気味悪かった。
その女性宅でトイレを借りたことがあったが、リネン類に
こだわらないのか、景品でもらったようなペラペラのタオルが
かけてあり、うっかり私はそのタオルで手を拭いてしまった。
そしたら、既にびしょびしょで、ぐっしょりしていた。
思わずまたゾッとした。手を拭くんじゃなかった。
室内も、どこか暗くてジメッとしていた。息苦しい・・・。
あの女性は、健康には私には見えなかった。
ああいう雰囲気で長生きするのだろうか。関わると
こちらまで引きずり込まれそうな予感が走った。
縁が切れて本当にほっとした。世の中、ゾッとする人が
結構存在しているものだ。
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