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検屍官シリーズ

今日はクリスマス・・・。世間も私もささやかなクリスマス。

バブル時期の狂乱を終えて、みんなが静かに祝うクリスマス

あの頃の日本は狂っていたから。現在が普通なんだろうと思う。

今月に入って、私の好きなパトリシア・コーンウェルの新作が出た。

でも検屍官のシリーズは昔の方が面白くて好きだった。

以前はケイの視点で書かれた本だったのに、いつの間にか

三人称に変わってしまい、登場人物も人間味があったのだが、

ここ最近のシリーズは、皆キャラクターが、大げさあるいは

デフォルメされすぎて、現実味に欠けて、イマイチ・・・ 

以前のシリーズは、ケイとマリーノの喧嘩や

窮地に陥るとお互いしか、信頼できる相手がいなかったりと

楽しかった。それにルーシーが私は、登場人物でイマイチ好きになれない。

また翻訳家のニュアンスもかなり違う。相原真理子さんが好きだったが

亡くなられていたのを、私は数ヶ月前まで知らなかった。

私は相原真理子さんの翻訳が好きだった。

以前は登場人物の様子が、こと細かに伝わってきて

想像がついた。私の頭の中で、一人配役を考えたものだ。

困った事が起きると、ケイはベントンではなく、マリーノに言う。

気心が知れているのと、マリーノは正直だからだ。

そこに藪があったら、中をのぞかずにはいられない男・・・。

それがマリーノだと。私は、ケイ、マリーノ、ベントンは好きだが

ルーシーは好きになれない。極端で、共感出来ない。

マリーノの、「言っちゃなんだけどよ、先生」のこのセリフが好きだ。

初期の頃の、「証拠死体」や「遺留品」、「真犯人」あたりが好きだった。

カッとなると喧嘩してしまうケイや、マリーノとの掛合いが面白かった。

まぁ、初期の頃から15年位たっているから、内容が変わってきても

仕方がないのだろうか・・・。以前は、記者のアビーや、秘書のローズ、

副検屍局長のフィールディングなど、面白い登場人物がいたのに

最近は、同じメンバーばかり。そのメンバーでぐるぐる回っている。

捜査関係者や、周囲の人間から意地悪をされても、立ち向かうケイが

面白いのだ。最近は、少々中身が変わってきている。

コーンウェルが結婚したことも、転機のきっかけなのかもしれない。

「死因」に出てくるグリーン大佐の意地悪や、男の嫌がらせなど

よく共感出来る。私は、ケイのように医者でも弁護士でもないが

男の意地悪は性質が悪いのは知っている。これからも、

パトリシア・コーンウェルの作品は読んで行きたいし、

いい作品を書いてほしいな

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『 小さくてかわいいクリスマスケーキ・・・ 』

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