心の軸
佐世保の事件で世間は大騒ぎだ。
動機が分からないと言う。
私個人の感じた事は、とっても単純で
生まれ持った性格としか言いようがない。
後から、どんな後付をしようと、しっくりくる答えは
見つからないだろう。
環境がどうの、父親の再婚がどうの、
母親の死がどうの、多少のきっかけにはなるが、
高校一年になったばかりの女子が、
誰でも猟奇殺人を起こすわけではない。
はっきり言ってしまうと、元々の残忍な性格に
他人を舐めているんだと思う。
他人を尊重出来ない。見下す。傲慢なのだ。
虚言癖もある。性格上、大きな欠陥があるのだ。
昨日付けの読売新聞に、貧困で進学出来ない
子どもたちの記事を載せていた。
医学部を目指している高校三年男子は、
小学生で両親が離婚。弟と妹がおり、母親は
ガソリンスタンドなど、それこそ何でもして子どものために働く。
この男子は、勉強にお金をかけれないので、
参考書は先輩のお古。ボロボロまでになっても使う。
塾に行くお金は当然ない。
「金をかけて勉強している奴らに絶対に負けたくない」
この悔しさをバネに、学年トップの成績を取っている。
なぜなら、自分は医師になりたいから。
さらに難問は待ち構えている。現役で合格しても
医学部の忙しい勉強と、学費と生活費を稼ぐだけの
時間と体力があるのか・・・。
もう一人の女子は、短大一年。本当は、四大に行きたかった。
成績優秀だったが、四大の学費と一人暮らしをする資金が、
アルバイトなどでは到底足りない。
仕方ないので、ランクを落とし、短大の特待生になる。
学費は免除、返済不要だ。
父親は、子どもの頃に家業が振るわず、病死。
進学も諦めてくれと言われていた。
そして、母親も失踪。高校は、里親から通わせてもらったと言う。
こんな環境でも、「勉強出来る私は、幸せです」
こんな高校生たちも、あまり世間では知られていないが
いるのだ。誰にも文句も言わず、環境のせいにせず、
ただ勉強がしたい。佐世保の加害者の女子とどこが違うか。
「人を殺したかった」
苦労して育った子供に、こんなことを言う子どもは、いないだろう。
親の苦労を見ているから。
生きて行くのに必死で、それどころではないから。
甘やかされた子どもが、エネルギーを持て余して、
もともとの残忍な性格が、他人に向けられていく。
人生を舐めている。どうしても甘やかされた幼児性が見える。
ふざけている。
淡々としている。理性的。などと
接見した心理学者や弁護士は言うが、全く違う。
情緒が欠如しているのだ。
精神年齢は幼児なみだろう。同級生でも、弁護する人もいる。
誰でも、普段の行動が全部狂っているわけではない。
ニュースでもしょっちゅう見かける。逮捕された人を見て、
「いい人だと思った」そんなの当然だ。
人は、相手を見て使い分ける。
いい加減、日本人も社会も後付の動機を探すのはやめて
本質を見るときではないだろうか。
ひっそりと、自力で懸命に生きている子どもも
社会には大勢いるのだ。
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